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訪問マッサージのレセプト(療養費支給申請書)の書き方から請求方法まで徹底解説!

同意書&レセプトまとめ

 

今回は訪問鍼灸マッサージのレセプト(療養費支給申請書)の書き方から請求方法まで解説していきますね。

 

受領委任制度が開始されるにあたって訪問マッサージの保険請求は非常に煩雑になりました。

 

以前まではレセプト用紙と同意書さえあれば請求することができました。

 

しかし受領委任制度施行後は療養費総括表や往療内訳書などの書類も添付しなければならずめんどっちいことこの上ないです。

 

念のため受領委任なにそれ?ってかたがいたら下記のページを参照し、必ず受領委任に申し込みしましょう。

受領委任制度とは?訪問マッサージで保険請求するために必要な手続き
訪問マッサージ・訪問鍼灸で保険請求するためには受領委任制度への申し込みが必要です。受領委任制度とはなにか、また代理受領制度や償還払いとどう違うのか解説しています。また受領委任制度への申込書の書き方やどれが必要な添付書類なのかも解説しています。

 

受領委任が申しこみ完了していないと保険取り扱いができませんので注意してください。

 

では本題に戻り、具体的にレセプト作成をみていきましょう。

 

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レセプト(療養費支給申請書)の書き方

上から順に解説していきますね。

 

施術を行った年月を記入。例:令和1年10月分

 

機関コードは、受領委任を申し込みすると「療養費の受領委任の取り扱いの承諾について」に記載されている「登録記号番号」を記入します。

ただしここには何も記入するな、という保険者もいます。確認できているのは東京都後期高齢。ただ記入して送付してしまっても返戻されたことはありません。

 

公費番号や市町村番号などここの欄に関しては記入の必要はありません。が、念のため公費医療の場合は記入に必要があるかどうかの確認を保険者に行ってください。

 

健康保険、船員保険、国民健康保険の場合は「1社国」、公費負担医療制度の場合は
「2公費」、後期高齢者医療制度の場合は「3後高」、国民健康保険法による退職者医療
の場合は「4退職」を○で囲む。

患者が、本人の場合は「2本外」、未就学者の場合は「4三外」、家族の場合は「6
家外」、高齢受給者・後期高齢者医療一般、低所得者の場合は「8高外9」、高齢受給者・
後期高齢者医療7割給付の場合は「0高外8」を○で囲む。

上記に当てはまらない場合は○はつけなくて大丈夫です。

給付割合は患者の自己負担に応じて〇を記入。例:1割負担の方なら9に丸をつける。3割負担の場合は丸を付けなくてよい。

 

保険者番号は患者の保険証に保険者番号が記載されているので、右詰めで記入します。

 

被保険者証の記号番号はこれも保険証に書いてあるので、そのまま記入します。記号と番号の間にスペースを入れるか「・」又は「-」を記入する。

なお、後期高齢者医療の場合、被保険者番号を記入し、記号の記入は必要ない。

 

発病又は負傷年月日は同意書に書かれている通りに記入します。

 

傷病名も同意書の通りに記入しますが、同意書に記入がなくともその他罹患している疾患名はここに記入してもOKです。

特に鍼灸のレセプトの場合は罹患している疾患名をここに記入しましょう。歩行困難であるということの説得力になります。

 

保険証通りに氏名、フリガナ、生年月日を記入し、続柄は「本人」か「家族」のどちらかを記入しましょう。

 

発症又は負傷の原因及びその経過、については記入する必要はありません。

 

業務上・外、第三者行為の有無、については「3、その他」に丸を付けましょう。

 

初療年月日、は初回の施術を行った日付を記入しましょう。この日付から1年以内であれば週4回以上の施術を行っても「長期頻回施術理由書」を添付が必要ありません。

ただ基本的に施術は多くても週3回以内に収めることをおすすめします。最近は不正請求に厳しく取り締まっているので監査の対象になる可能性あり。

 

施術期間はその月の一番目の施術日とその月の最終施術日を記入します。

 

実日数はその月に行った施術回数を記入します。

 

請求区分は初回の提出に関しては「新規」、翌月からは「継続」に丸を付けます。

 

転帰は、基本は「継続」でOKです。患者が月の途中で入院などがあり、いつ戻るかわからない状況でも「継続」でOK。

 

傷病名又は症状は同意書の通りに記入します。

その下からは施術を行った部位に対して「単価」と「施術回数」で部位ごとの合計金額を出し、最終的な「合計額」「一部負担金」「請求額」を算出しましょう。

注意点としては「一部負担金(1割、2割、3割)」のところの負担割合に丸を付け忘れないように。

あとこれは別記事で詳しく記入しますが、施術報告書交付料は前回の算定から5か月間を空けないといけません。
また交付料の算定月は再同意がなされた日付によって前後するため、保険者に確認が必要です!

摘要欄は簡単に症状を説明し歩行困難であることを記入しましょう。「○○のため歩行困難である」みたいな。

鍼灸のレセプトの場合は、特に念入りに歩行困難であることを説明したほうがいいです。マッサージは医師が往診の可否を決めますが、鍼灸は往診の可否は鍼灸師が決めるため。

あとは施術管理者以外の施術者(勤務する施術者)が施術を行う場合、「施術内容欄」の「摘要」欄等に当該勤務する施術者の氏名とその施術日を記入する。

あと施術を行った場所が保険証の住所と違う場合、たとえば施設で行った場合は施設名と施設住所も記入しましょう。

 

施術を行った月を記入し、日付のところには往診を行った場合、二重丸で記入していきます。

 

施術証明欄の日付は最終施術日を記入し、登録記号番号を記入。

保健所登録区分は施術所なのか出張専業なのかどちらかを丸。

あとは住所・名称・氏名・電話・印鑑を記入押印。

 

申請欄の日付も最終治療日を記入し、その下は保険者名を記入します。仮に東京都後期高齢ならば「東京都後期高齢者医療広域連合長 殿」って感じ。

申請者は保険証の通りに記入。

注意点としてここの申請者とは被保険者であって、国保ならば世帯主、健康保険ならば被保険者の氏名を記入します。

たとえば旦那に扶養されている妻を施術した場合、申請者は旦那の名前を記入するということです。

 

支払機関欄は基本は「振込」です。ゆうちょ銀行を使ってる人も「振込」です。他は基本使いません。

預金の種類は基本は「普通」口座を利用します。他の種類だと保険者が対応していない場合がほとんどです。

あとは金融機関名・支店名・口座番号・口座名義を記入。

 

同意記録は同意書の通りに記入。

医師の氏名、医療機関の住所、同意年月日を記入。

傷病名は「上記傷病名」でOKです。

要加療機関は書かなくてOKですが、自分が管理しやすいように同意期限が切れる日付を記入してもOKです。

 

日付は最終治療日を記入し、申請者はさきほどの通り「被保険者」の氏名と住所、代理人はあなたの住所とお名前です。

 

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これでレセプトの記入は完璧です!

 

基本は上記の通りに記入すれば問題ないはずですが、「こんな場合はどうするんだろう?」という時はお気軽に質問してください。

 

つづいて往診内訳書です。

 

往療内訳書の書き方

往療内訳書の書き方に関してはそんなに難しくありません。

 

用紙の下部にも注意書きがありますので問題ないかなと思います。

 

施術を行った日付、同一日欄は注意書きの通り、施術者、往療の起点は前患者の住所を記載し、施術した場所は保険証の住所ではなく、実際に施術を行った住所を記入します。

 

つづいて総括表の書き方です。

 

総括表の書き方

この総括表Ⅰに関しては使用しません。

 

この総括表Ⅰはいずれ審査会が設置された場合に使用することを予定されています。

 

どういうことかというと、現在はレセプトの提出先は各保険者に送付することになっています。

 

が、いずれはすべてのレセプトは保険者に関係なく審査会と呼ばれる国保連に似た組織に送付することになります。

 

その際に、保険者ごとの請求件数や料金をわかりやすくまとめるために総括表Ⅰが存在します。

 

なので現状は使いませんので無視してOK。

 

次の総括表Ⅱを使用します。

 

総括表Ⅱの書き方

施術を行った年月を記入します。

保険者名を記入。例:東京都後期高齢者医療広域連合長 殿

請求者欄は受領委任の登録記号番号・施術管理者名・施術所名を記入

ここはあん摩マッサージの請求ならば「あん摩マッサージ指圧」と記入し、鍼灸なら「はりきゅう」と記入。

その保険者に送付するすべての患者の件数・合計費用額・合計負担金・合計請求額を記入します。

注意点として「本人」と「家族」では分けること!

 

それ以降のところは記入の必要はありません。

 

保険者に送付するもの一覧

 

レセプト関係の書き方は以上です。面倒ですが意外に簡単だったと思います。

 

流れとしては、

①すべての患者のレセプトと往療内訳書を作成。

②送付する各保険者ごとにレセプトと往療内訳書をまとめて、総括表Ⅱを作成する。

③あ、同意書も忘れずに!あとは保険者に郵送するだけです。

 

送付する書類

療養費総括表

受領委任用(マッサージ)

受領委任用(はりきゅう)

同意書(あん摩)

同意書(はりきゅう)

往療内訳書

施術報告書(再同意の場合)

 

総括・まとめ

最後に

 

いかがだったでしょうか?

 

所々、注意点はあるものの基本的に記入はさして難しくありません。

 

書き方もすぐ慣れるので問題はないと思います。

 

それでも何かわからないことや不安なことがあればいつでもお問い合わせから聞いてくださいね。

 

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